今日は昔話シリーズ。
むかしむかしあるところに、色々な不妊治療を経て念願の男の子を産んだ女の人がいました。その女の人はその男の子が1才を過ぎたころ、できたらもう一人子供が欲しいと願いました。
   image
ぶっちゃけその女の人は私なのですが。

一人目を産んですぐの方がホルモン的に授かりやすいかな?と欲をかいたのです。一人目を産んだ産婦人科でタイミングを見てもらうことを始めました。
が、やっぱりその程度では妊娠せず。数ヵ月後にホルモン注射を始めました。

しかし生理が来て撃沈・・・orz
一人目で苦労したんだからまあそんなすぐには無理に決まってるか、とすぐに立ち直っていたのですが、2週間後くらいか、ものすごい腹痛に襲われました。
家にいたので「下痢??」とトイレにこもってましたがそんなにお腹を壊したわけでもないのに唸ってお腹を抱えたまま2時間くらい動けませんでした。暫くして収まったのでいつもの産婦人科に行ってみてもらったけど原因不明。念のためクラミジアの検査だけしました。

その1、2日後に妹が家に遊びに来てくれました。夕食を作っていたら再度腹痛が。
前回より痛みが強く床を転げ回っていました。もう妹に救急に連れていってもらおうと思ったけど先日の検査を思いだし産婦人科に電話を入れたらすぐ来るように言ってくれたので1才の長男をつれて行きました。

産婦人科では車イスで診察室に連れていってくれました。この間の検査は(-)。エコーで見ても当然何も映りません。が、導尿して検査をしたら妊娠反応(+)で
「妊娠しているね!でも赤ちゃん見えないから子宮外妊娠の可能性が高い。すぐに開腹手術しないとダメ」と先生に言われました。

えっ?!妊娠?そんなバかな?生理来たし・・・でもそう言えば茶色の出血だった。あれは生理じゃなかった?って子宮外妊娠って大出血で死ぬ人いるじゃん!大丈夫なの?
頭の中は軽くパニック。
 
(受精卵はふつう子宮の内膜に着床してそこで大きくなりますが、それ以外の卵管、卵巣、腹腔などに着床してもスペースがなく育つことができません。その場合開腹手術で切除します)

そこの先生は今から帝王切開の手術があるということで市内の総合病院にすぐ行くことになりました。
その時驚いたことは妹が「今日は彼氏とこれからデートがあるから悪いけど帰る」と言い出したことです。姉ちゃん1才の子供いてこれから開腹手術なのに帰るのかオマエ・・・
マジか、と思ったがしょうがない。その日夫は地域の会合でいなかったのを連絡つけさせて帰らせました。一生覚えてるよこれは・・・

タクシーで総合病院に向かいどんどん手術の準備が進みました。痛くて何も食べられなかったのが幸いしました。
パニックで痛みがしばらくふっとんでいたけどまた痛みだしたころ手術開始。何度も手術はしたことがありましたが一番怖かった。真っ裸で震えながら手術台に乗り、麻酔を吸入したらなんだか空気が吸えない!吐くことはできるのに!苦しい!苦しい!とバタバタしたところで意識がなくなりました。

夜中の緊急手術だったのでちゃんと目が覚めたのは次の日の午後だったか。またすぐ寝ちゃった気がします。腰からも痛み止めを入れていたようで全然痛くなかったです。先生から無事に済んだ、子宮外妊娠は卵管で起きることが多いけど私のは卵巣で起きていた。ダメージはすごく少なくラッキーと聞かされました。ぼーっとしながらああ、よかったと思いました。

最初はナースステーションの近くの病室だったけど回復につれ普通の大部屋に移りました。
手術が終わってすぐはとりあえず助かってよかった、みたいな感じだったのに、体が回復するにつれ「どうしてこんなことになったんだ」と涙が止まらなくなりました。

ちょっと長くなるので後半につ・づ・く