7月ももう終わりですね。
今の職場もそろそろお別れ。シフトによってはもう会わない方達にはお礼の挨拶をしています。

何か始まってそして終わることを繰り返すのが私の人生の基本ですが、最近このサイクルがどんどん早まっている気がします。
色々な人に出会ってそして別れる。さよならだけが人生だ!

この「さよならだけが人生だ」というのは有名なフレーズですが、もとは「勧酒」という漢詩だそうです。
勧君金屈巵 
満酌不須辞 
花発多風雨 
人生足別離

これ高校の漢文で勉強しました。思い出しました。これを井伏鱒二が訳したのがこの有名な文なんですね!

この杯を受けてくれ
どうぞなみなみ注がしておくれ
花に嵐のたとえもあるぞ
さよならだけが人生だ

どんどん移り変わって安定した付き合いは難しいけどそれはそれでいいじゃないか!出会えたことが大切だ!
というエールに思えるのは私だけ?

あともう一つの座右の銘は「去る者は日日に疎し」です・・・
人との付き合いは執着しないで流れにまかせるしかないと思うここ数年です。残る縁は残ります。